昨日、お客さんのIOデータのLAN接続ハードディスクドライブが読めなくなったということでデータの回収を行いました。
以前、BaffaloのUSB接続ハードディスクからのデータの回収を行ったことがあったので、それと同じ様に考えてハードディスクを取り出して作業をしたのですが、うまくいきません。
不思議なことにハードディスク上のパーティションが正常に読み込めないということで、Windowsのパソコン上にハードディスクがマウントされないのです。
確かに、ハードディスク自体はWindowsパソコンに認識されているのですが、マイコンピュータ上にドライブが出てこないのです。
最初は、ハードディスクが相当壊れていると考えたのですが、ハードディスクの音に異常はなく、エラーが出ているわけではないのです。
そこで、コンピュータの管理からドライブを見ると、きちんとしたパーティションが見えるではありませんか。
もしかしたら・・・、これってWindowsのパーティションではないのかも・・・・。
そこで、以前作成しておいたLinuxのパソコンを起動して、このハードディスクを接続してみると、なんとちゃんとマウントするではありませんか。
パーティションの中を一目見て、これってまさにLINUXのハードディスクだと確信しました。
つまり、LAN接続のハードディスクドライブにはOSとしてLINUXがインストールされており、さらにファイルサーバーとするために、SAMBAサーバーが設定されていました。
これはIOデータだけでなく、Buffaloなどもそのような構成になっているのかもしれないと思いました。
つまり、LAN接続のハードディスクからのデータ回収にはLINUXパソコンが必要ということです。
以前、何気なく遊びでインストールしたLINUXが役に立つとは、とてもラッキーでした。
それにしてもLAN接続ハードディスクって、トラブル時には面倒なものなんだと思いましたね。