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Windows 7でマルチOSブートを作ってみた

Windows XPとWindows Vistaとをデュアルブートしていたパソコンに、今度はWindows 7を導入してマルチブートができるようにしてみました。

さすがに、3つのOSを同居させるためには、すんなりというわけにはいきませんでしたが、パーティション変更ソフトで空き領域を作成して、その空き領域にWindows 7を導入することができました。

Windows 7でマルチOSブートを作ってみた_c0187320_2029595.jpg

上の写真は、パソコン起動直後のブートセレクタの画面です。

Windowsの場合は、空き領域に別のOSを入れると、自動的にブートセレクタが作られます。しかし、複数のOSをいっしょに入れるときには、古いOSから順に入れないとトラブルになります。

また、ブートセレクタのメニューの文字や順序は、後から導入したOSによって勝手に変えられてしまいます。

今回も、Windows 7を入れると、Windows XPは「以前のWindows」という名前になってしまいました。

このOSの名前を変更するのは、結構危険な操作なので専用のソフトを使うのがいいようです。

今回は、「easy BCD」という英語版のソフトを使って、ブートOSの名前を変更しました。
このソフトでは、名前の変更以外にも、表示の順番やデフォルトOSの変更も簡単にできる、とてもありがたいソフトです。今回初めて使ったのですが、Windows 7にも問題なく使用することができました。

Windows XPの場合は、Windows 7の導入は新規インストールになるので、ハードディスクの空き領域にWindows 7をインストールするのが安全かもしれません。

マルチブートOSの場合には、1台のパソコンで複数のOSを使用できるメリットがありますが、それぞれのOSでWindows Updateやウイルス対策ソフトを入れる必要があるので、手間もかかります。

しかし、周辺機器の対応やアプリケーションの問題を一時的に回避するための安全策として、このようなマルチOSは有効だと思いますし、過去のOSもとっておきたいという方にも有効な手段です。

by nokotopics | 2009-10-29 20:54 | PCソフト