Adblock Plusというフリーソフトを使うことで、インターネットでページを見たときのバナー広告を非表示にすることができます。
このソフトは、それぞれのブラウザごとにインストールする必要があります。
こちらのページに行くと、IE,Opera,Safariなどのブラウザごとのソフトが紹介されています。
http://jp.uptodown.com/browser-plugins
一方、FirefoxやChromeの場合は、アドオン(拡張機能)の追加から「Adblock Plus」を検索して、インストールすることができます。
本来は、広告バナーというものは、わざわざ非表示にしなくてもいいようなものですが、最近は間違ってクリックすることでウイルス感染したりするようなバナーが増えてきたので、このようなソフトの需要があるのだと思います。
個人的には、カスペルスキーインターネットセキュリティーというウイルス対策ソフトを使っているので、わざわざこのソフトを使う必要がありません。
それは、カスペルスキーの設定で、「アンチバナー」をONにするだけで、コンピュータ内のブラウザ全てにおいて、広告バナーを非表示にしてくれるからです。
残念ながら、カスペルスキー以外のウイルス対策ソフトでは、このような機能がないようなので、「Adblock Plus」を導入している方が多いようです。
本来、インターネット自体は、広告収入で運営されているサイトも多いので、このようなソフトが普及しすぎることは、結果としてよくないのですが、広告仲介業者が、広告バナー自体のウイルスチェックを怠っていることがこのような事態を招いているので、しばらくはこのようなソフトが普及することで、広告主のモラルを正していくのがいいと思われます。
また、行動ターゲッティング広告なども、度を超えて表示されるといやなものです。IT企業側も、それなりの節度をもったプログラム開発をしていかないと、広告バナーを消される運命にあることを知るべきです。
同じようなことがいえるのが、Adobe ReaderやJavaなどのアップデートです。
アップデートのたびに、関係ないツールバーやソフトをインストールさせようというやり方は、正当なやり方ではありません。
一般に、無料のソフトに付属してインストールをさせるソフトの大部分は、コンピュータに大きな影響を与える危険なソフトが含まれていることがほとんどです。
必要なソフトを手に入れてインストールする際には、危険なソフトがインストールされないように注意する必要があります。
Adblock Plusのようなソフトは、インターネット社会における両刃の刃といったものだと思いますが、もう広告はうんざりという方にはおすすめのソフトです。