これまでいろんなタブレットを使ってきましたが、surface RTの使い心地は一番いい感じです。
たぶん、surface Proを選ばれる方もいるかと思いますが、surface Proを選ぶと、Windows8のノートパソコンと同様の機能性や拡張性を求めてしまいがちです。
しかし、surface RTはあくまでもタブレットであるという点で、比較されるべき対象は、iPadやNexus7などのタブレットになるわけです。
もちろん、最も有力な対象はiPadだと思いますし、iPadには、多くのアプリやiCloudやiTunesなどの音楽ソフトとの連携などもあります。
しかし、surface RTが他のタブレットと全く違う点は、タブレットなのに、パソコンに限りなく近いということだと思います。
(特徴1)専用のカバーがついている
専用のカバー兼キーボードの操作性が非常によい。カバーを閉じればすぐにスリープモードになり、バッテリーが節約できます。キーボードやタッチパッドの操作性もかなりすぐれています。
(特徴2)USB端子がついている
パソコンについているサイズと同じ標準タイプのUSB端子がついています。このUSB端子には一般のUSBメモリや外付けハードディスクなどが接続できます。
さらに、マウスやキーボードなども接続できるますので、カバーとしてのキーボードに満足しない人も通常のキーボードとマウスを使用することができます。
(特徴3)ワード、エクセル、パワーポイント、ワンノートが標準でついている
通常、購入すれば3万円近くするOfficeソフトが標準で付属していることは、タブレットとしてもありえないくらいのお得感があります。それもOffice2013と同じものです。(一部エクセルVBAなどは動きません)
(特徴4)Windows RTのアップデートがある
通常、タブレットなどではアップデートはめったにないものですが、そこはWindowsの作ったタブレットなので、Windows Updateなどがあります。これにより、セキュリティ面やバグなどへの対応も十分行われるようです。
(特徴5)デスクトップを持つタブレットである
これまで、タブレットにはデスクトップのようなものはありませんでした。またタブレット内部のフォルダの階層構造なども隠されてきました。しかし、surface RTはパソコンと同じように「コンピュータ」や「ネットワーク」や「ごみ箱」などがパソコンと同じようにあるデスクトップを持っています。このデスクトップ上には、パソコンと同様にショートカットやフォルダなどを作成することもできます。
(特徴6)Windows 8と操作性が同じである
タブレットを購入した場合、操作方法がわからなかったりすることが多いのですが、Windows 8と同じ画面なので、人に聞いたりもできますし、パソコンとタブレットの使い方が同じなので迷うことも少ないと思います。
(特徴7)立てかけるための補助機能がある
タブレットを立てるということは意外と大変なことなのですが、surface RTの場合には、簡単に開く「ついたて」があります。これにより、ノートパソコンと同じような感覚でタブレットを使うことができます。
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以上がsurface RTならではの特徴です。
Windows系のアプリは少ないという人もいますが、現在すごい勢いでアプリが増えています。通常のパソコンソフトはインストールできませんが、代用となるアプリも増えてくると思います。
surface RTならキーボード兼カバーもつけて5万円弱で購入できますので、すでにパソコンを持っている方には初めてのタブレットとしてもいい選択だと思います。
噂では、Macintoshのパソコンを持っている人が、surface RTを購入する確率が高くなっているとも聞きます。
いずれにしても、興味のある方は、7月中旬までは安く買える期間なので、この時期をお見逃しなく。