無線LAN接続時だけ、ネットワークが見えないトラブル

Windows 7の場合でいえば、ネットワークに接続すると、「家」「職場」「公共の場所」という3つのセキュリティタイプを選択することができます。ここで「家」と「職場」を選択し、さらに共有の設定で「ネットワーク探索を有効にする」と設定すれば、少なくとも同じワークグループに属するパソコンは見えるようになるはずです。

「家」または「職場」・・・・プライベートネットワークと呼ばれ、セキュリティーがゆるい状態です。
「公共の場所」・・・・パブリックネットワークと呼ばれ、セキュリティが厳しい状態です。

今回、有線LANに「家」または「職場」で接続した場合は、まわりのパソコンが見えるのに、無線LANに「家」または「職場」で接続すると、まわりのパソコンが見えないという現象に遭遇しました。
(同じネットワーク環境で、同じパソコンの場合です)

これは、Windowsのファイアーウォールの問題ではなく、インストールしているセキュリティーソフトが持っているファイアーウォールの影響のようなのです。

個人的には、「カスペルスキーインターネットセキュリティー」という強いセキュリティを持つウイルス対策ソフトを使用しているのですが、無線LANに接続したときだけ、ネットワーク探索ができず、まわりのパソコンが全く見えてこないという現象が生じました。

恐らく、他のウイルス対策ソフトにおいても、同じような現象が生じている可能性もあると思います。

この原因について調べてみたところ、パソコンの設定が「家」や「職場」という状態、つまり「プライベートネットワーク」の状態であっても、ウイルス対策ソフトの設定は、「パブリックネットワーク」の設定になっていることがあるということでした。

カスペルスキーのファイアウォールの設定を深く見ていくと、有線LANのアダプタのファイアーウォールは「プライベートネットワーク」の設定になっているにも関わらず、無線LANで接続しているSSIDのファイアーウォールは「パブリックネットワーク」になっていました。

ちなみに、無線LANで接続している状態で「ネットワークと共有センター」を見ると、「社内ネットワーク」となっており、決して「公共の場所」を選んでいるわけではありません。

つまり、無線LANの場合は、ネットワークの種別に関わらず、一律「公共の場所」としてウイルス対策ソフトが設定を行っていたということです。

そこで、ウイルス対策ソフトで、接続しているSSIDのファイアーウォールを「パブリックネットワーク」から「プライベートネットワーク」へと変更してみました。

すると、有線LANの場合と全く同じようにまわりのパソコンが見えるようになりました。

このように、無線LANの場合は危険性も考慮した設定がデフォルトになっていることがあるので、有線LANと無線LANを混合してネットワークを組むような場合は、ウイルス対策ソフトのファイアーウォールに対しても注意が必要だと思います。

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by nokotopics | 2014-04-15 19:55 | PCトラブル