今や、ウイルス対策ソフトをパソコンに入れていない人はいないと思うが、一体全体どのソフトが一番いいのかは悩むところである。
どのソフトメーカーも「うちが一番」といっているが、客観的な比較をしているわけじゃないので、だまされてしまいそうだ。
それと、あまり知られていないが、パソコンの機種とウイルス対策ソフトの相性というものもある。
個人的な好みでいえば、ウイルス対策とファイアウォール対策がセットになったソフトはまず買わない。
純粋にウイルス対策だけとか、ファイアウォールだけとかの方が分かりやすいし、何よりもパソコンが快適に動くためには必要なソフトだけインストールするだけで十分であるからだ。
こんなことを言うと、パソコンインストラクターとして非難されてしまいそうだが、一般のセキュリティーソフトにファイアーウォール機能は必要ないのではないかと思う。
パソコンを持ち歩いて、路上や公共の場所で使う人だけがファイアーウォールを有効にできればいいだけで、一般の会社や家庭ではルーターを導入して、無線LANは使わないようにすれば、ファイアウォール機能なんてほとんどいらないのではないかと思う。(もちろん、Windows Updateは重要です)
ちなみに、Windows標準のファイアウォール機能があるので、一般にはそれで十分だと思う。
一般的に、ファイアウォール機能は、パソコンの起動を遅くするし、インターネットも遅くなる。さらに社内ネットワークなどでは、ネットワーク上での作業を妨げることもある。
最近は、無料のウイルス対策ソフトもかなり優秀になってきており、ダウンロードしてインストールできる方であれば、あえて市販のソフトを買わなくてもいいのではないかとも思ってしまう。
個人的に使ってみてよかったと思ったのは、「Microsoft Security Essentials」ですね。
Windows 7に合わせて公開された無料ソフトで、とても使いやすく、でしゃばらないところがいいと思います。Windows XPやVistaにも導入可能なので、セキュリティーソフトに不満のある方は切り替えてみてもいいかもしれません。
1
■
[PR]
1