昔から、ウィンドウズのサーバーは値段が高くて買えないと思っていましたが、先日考えられないような低価格でWindows Server 2008 FoundationのOSが付属しているマシンを買いました。
通常のパソコンに比べるとスペックはかなり低いのですが、何よりもサーバーOSが最初から付いているという点でとてもお買い得でした。
ちなみに購入したのは、HP(ヒューレットパッカード)の「ML110 G5」というモデルです。
このモデルは、CPU:Celeron440、メモリ:3GB、ハードディスク:160GB、光学ドライブ:DVD-ROMドライブ、という性能のものなのですが、なんと価格が29800円なんです。
もちろん、本体のみで液晶ディスプレイは付いていませんが、キーボードとマウスは付いています。
Windows Server 2008 FoundationというOSは、通常のサーバーOSに比べると大規模ネットワークでは使えませんが、15名以内の会社などであれば十分に使えるサーバーOSです。
個人的には、サーバーOSを勉強するために購入したのですが、まさかこんなに安い価格で手に入るとは思っていませんでした。
ちなみに、このサーバーはNTT-Xストアで購入しました。
購入して、まず最初に気づいたのは、OSがプレインストールされたモデルではなく、OSのDVDが付属していて、DVDから自分でインストールしなければならないということでした。
インストール自体は、決して難しくはありませんが、何しろサーバーOSなので、参考本を図書館から借りて来て、確認しながらインストールを行いました。
インストールが無事に終了して、次に気づいたのが、「やたらファンの音が大きい」ということでした。
サーバーだから、本体内部の温度を十分に下げるためにこれくらいのファンの音は仕方のないものだろうと、最初は我慢していたのですが、あまりの大きさにこれはなんとかしなければと思ってきました。
そこで、インターネットでいろいろと調べてみたら、ファンの音で悩んでいる人が結構多いということに気づいたのです。
いろんな方法が書いてあったのですが、根本的な解決法としては、BIOSのファームウェアの更新が最も効果的であるように思いました。
ヒューレットパッカードのホームページでドライバのダウンロードページに行って、いろいろと探してみると英語のページの中にBIOSのアップデートという項目を発見しました。
BIOSのアップデートを行うと、ファンの音は起動の時だけで、あとは全く静かになりました。
ということで、やっとサーバーOSの勉強ができる体制が整いまして、来年はWindows Serverも使えるようになりたいと思っております。
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