本日、カスペルスキーをインストールしているWindows7のパソコンでインターネットを見ていたら、突然「トロイの木馬」が感染しようとしてきました。
カスペルスキーがいち早く検知して、警告は出してくれてブロックしてくれたのですが、再起動後でないと削除できないということで、再起動をかけたのですが、パソコンは再起動してくれません。
そこで、Ctrl+Alt+Delを押して、非常用の画面を出してから、再起動を実行するとやっと再起動ができました。
再起動後は、無事に削除が行われ、すべてのファイルをスキャンして問題がないことが確認できました。
カスペルスキーの履歴を調べてみたところ、ウイルスの本体は「BrowserDefender.dll」というファイルでした。ネットで調べたところ、ページを見ただけで感染するというウイルスのようです。
見ていたページは、普通のページだったのですが、アフィリエイトの広告が多く埋め込まれたページだったと記憶しています。もしかしたら、アフィリエイトのプログラムを媒介として広まっているのかもしれないので、注意してください。
先日、あるソフトをパソコンをインストールした時のことです。
そのソフトは通常のソフトとは異なり、アンインストーラーなるものがなくて、フォルダを削除すればいいというものだったのですが、そのフォルダの中にどうしても消えないフォルダがあって、なぜだろうと思って調べていくと、最下層のフォルダの中に、最後の文字がドットだけのファイルがありました。
このファイルを直接削除することはできず、名前の変更もできず、パソコンを再起動しても、強制削除ができるようなソフトを使っても、全く削除が不可能でした。
そこで、ネットで必死に調べていると、やっとのことで解決方法が見つかりました。
それは、コマンドプロンプトを使った方法です。
すべてのプログラムの中の「アクセサリ」の中に「コマンドプロンプト」というソフトがあります。
コマンドプロンプトを初めて使うという方に、一応簡単な使い方を説明しておきます。
起動すると、
C:\Users\アカウント名>
というような形で始まります。(\の部分は円マークになっています)
現在のフォルダの中にあるファイルやフォルダを調べる場合は、
>の部分の後ろにdirと入力してEnterします。dirとは、ディレクトリという意味です。
>dir
このコマンドを実行すると、フォルダとファイルの一覧が表示されます。
フォルダの階層を移動する場合は、
>cd フォルダ名
とします。(cdの後ろには半角スペースを置き、その後ろにフォルダ名を入力してEnterします)
cdというのはChange Directoryという意味です。
フォルダの階層を1つ上の階層に移動する場合は、
>cd ..
とします。(cdの後ろには半角スペースを置き、その後ろにドットを2つ入力してEnterします)
つまり、dirコマンドでフォルダの中身を調べ、cdコマンドでフォルダを移動するというわけです。
ちなみに、
>help
とすると、使用できるコマンドがすべて表示されます。
このコマンドプロンプトを使って、どうしても削除できないファイルがあるフォルダまで移動します。
そこで、以下のコマンドを入力してEnterします。
>del /A:- "filename."
「filename.」の部分には、削除できないファイル名を入れます。
※delの後ろに半角スペース、その後ろに「/」(スラッシュ)、その後ろに「A:-」が続き、半角スペースの後ろにダブルクォーテーションで囲まれたファイル名が続きます。
この方法で、どうしても削除できなかったドットで終わるファイルが削除できました。!(^^)!
なお、この方法を知ることができたページを紹介しておきます。
http://blog.livedoor.jp/tani_masaru/archives/51850672.html
こちらのページも参考になりました。
http://www.k-tanaka.net/cmd/del.php
先週、お客さんのパソコンにOffice2013をインストールしたときのことです。インストールが94%進んだ段階で、それからどんなに待っても進まないという現象に遭遇しました。
ご存じない方もいるかと思いますが、Office2013からは、DVDからインストールするのではなくて、ライセンスキーを入力すると、インターネットからダウンロードが行われてインストールが始まるようになっています。
Office2013が入っているパソコンを購入しても、実際にはOffice2013がインストールされているわけではなく、インターネットに接続した状態で、Office 2013のセットアッソフトを起動し、自分でライセンスキーを入れて、インストールする必要があるのです。
ところが、実際にインストールを行ってみると、途中でインストールが失敗してしまうことがあるようなのです。ネットで検索してみたところ、一番可能性が高かったのが、ウイルス対策ソフトの影響でした。
今回、このトラブルに遭遇したパソコンでは、ウイルスバスターがインストールされており、セキュリティが有効になっていました。
本来は、インストール途中で無理やり強制終了はしないのですが、さすがに終わりそうになかった(30分以上は待ちました)ので、タスクマネージャーを起動して、インストールを強制終了しました。
もしかしたら、強制終了後にパソコンがフリーズしてしまうような場合もあるかと思いますが、その場合は電源ボタンを押して終了後、セーフモードで起動してから、再起動して以下の処理を行ってください。
いずにしても、大切なことは、ウイルス対策ソフト(今回はウイルスバスター)を終了させてから、Office2013をインストールする必要があるということです。
もし、インストールに失敗した場合は、ウイルス対策ソフトを終了してから、再度Offce2013のセットアップソフトを起動し、再度ライセンスキーを入力して、インストールを開始してください。
(注意)不完全にインストールされたOffice2013をアンインストールする必要はありません。
今回は、この方法で無事インストールが成功して、事なきを得ました。
他のウイルス対策ソフトでも、おなじようなことが考えられるので、Office2013のインストール時には、ウイルス対策ソフトを終了させると覚えておいてください。