ホームページ作成ソフトとして有名なものは、ホームページビルダーやドリームウィーバーですが、実は皆さんが知らない優秀なホームページ作成ソフトがあります。
私もひょんなことから発見したソフトなのです。
それは、パソコン教室に来られている生徒さんで、ホームページを作成されている方がいたのですが、一般の作成ソフトの場合は、使い方や機能がバージョンにより異なったりしてお教えするときに、どのバージョンを使えばいいのかと悩むことが多かったんですね。
そこで、無料でインターネットからダウンロードできるホームページ作成ソフトがないかと探していたら、なんとマイクロソフトが提供している無料のホームページ作成ソフトが見つかったというわけです。
そのソフトの名前は、「Microsoft Expression Web 4」という名前のソフトです。
しかし、普通通りに検索していくと、「Microsoft Expression Web 4(試用版)」というところに行きついて、60日間しか使えないというものになります。
そこで、ホームページ作成ソフトを無料で手に入れたい方のために、そのアドレスともらい方を書いておくことにします。
(1)まず、以下のページにアクセスしてください。
http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=36179
(2)ここに表示されているのは、英語版ですので、日本版をもらうように変更します。「Details」と書かれた文字の前にある+をクリックしてください。
(3)そうすると、その中に「Japanese」と書かれた文字がありますので、そこをクリックします。
(4)そうすると、保存のダイアログが出てきますので、自分のパソコンに保存してください。
(5)あとは、インストールを行ってください。
このソフトがなぜ無料かということですが、それは新しいバージョンが出たために、このバージョンをマイクロソフトが無料化したようです。
この無料で提供される状態がいつまで続くかは定かではないので、欲しい方は早めにダウンロードしたほうがいいと思います。
このソフトのすばらしい点は、HTML5に対応している点と、使い方がシンプルで使いやすいという点です。さらに、エラーチェック機能が充実しており、HTMLのコーディングのエラーが見つけやすいという点は、他のソフトよりも数段すぐれていると思います。
ホームページを自分で作りたいけど、ホームページビルダーの使い方が気に入らない方や、ドリームウィーバーの価格が高すぎると感じている方は、是非このソフトを使ってみてください。
私は、個人的には、ドリームウィーバーを使っているのですが、Microsoft Expression Web 4でも、それほど遜色ない機能があり、とても重宝しています。

1.Windows10に変更しても大丈夫か?
おそらく、Windows10へのアップグレードについての考えは、Windows7をお仕事に使っている人であれば、まずアップグレードすることは避けるように思います。業務で使用しているソフトなどが動かなくなる可能性があるので、無理にアップグレードする必要はないと思います。Windows標準で入っている既存ソフトなども、Windows10の環境では削られるものもあり、機能的にダウンする可能性もあります。
一方で、Windows8.1を個人で使用しているという人は、Windows10へのアップグレードに対しては積極的かもしれません。Windows10にすることで、機能が増えるということもありますが、タブレット環境よりデスクトップ環境に特化しているWindows10の方が使いやすくなる印象があるからです。
しかし、いずれにしても一旦Windows10にアップグレードしてみてからでないと十分に使えるかどうかわからないし、元に戻すのも難しそうということで、躊躇している人がほとんどだと思います。
安全なラインとしては、新しいWindows8.1のパソコンを購入して、すぐにWindows10にアップグレードするというのが一番無難な策ではないかと思います。
2.既存のWindows7や8.1とWindows10は共存できないのか?
今回、7月29日から配布されている無料アップグレードのWindows10は、既存のシステムの置き換えということでアップグレードを行うプログラムになっており、ハードディスクの空き領域にインストールできるようには作られていません。
つまり、既存のWindows7やWindows8.1を残して、別のハードディスク領域にWindows10をインストールすることはできないようになっているということです。
そこで、既存のWindows7やWindows8.1を残して、Windows10をインストールするためにはどのような方法をとれば可能なのかを考えてみました。
3.共存が可能な場合
通常、メーカーのパソコンに付属しているリカバリーツールは、ハードディスク全体に対してのディスクイメージであり、リカバリーを行うと、ハードディスク全体を書き換えてしまうことになります。
このような場合では、ハードディスク1つに対して、OSが1つしか入らないということになります。
これに対して、自分で購入したWindows7やWindows8.1のパッケージソフトを使ってOSをインストールする場合は、カスタムインストールを行うことで、ハードディスクの指定のパーティション領域にOSをインストールすることが可能です。
このようなカスタムインストールが可能な場合は、以下の方法を使って既存のWindows7(8.1)とWindows10を共存させることが可能です。
(1)パーティションサイズを変更できるソフトを使用して、ハードディスクの後半に空き領域を作成します。
※Windows標準のディスクの管理で、ボリュームの縮小などの方法でも可能ですが、一般のソフトを使う方が安全です。
(2)空き領域に対して、Windows7もしくはWindows8.1のOSをカスタムインストールします。
これにより、1つのハードディスク上に同じOSが2つ存在することとなります。1つは、これまで使用していたOSで、1つは、新しくインストールしたOSです。この場合、ライセンスの問題が生じるように思われますが、1つのPCに対してライセンスが付与されているので、1つのPC内に、同じプロダクトキーを持つOSが2つ存在しても、同時に起動することができない状況にあるので、ライセンスの競合は生まれません。(と私は解釈しています)
2つのWindows OSが存在する場合、パソコンの起動時にはWindowsのブートセレクタが表示されるようになり、起動するOSを選択して起動することができるようになります。
(3)新しくインストールしたWindows7(Windows8.1)をWindows Updateで最新にします。
(4)Windows Updateが完全に行われた段階で、Windows10へのアップグレードの案内が現れます。
(5)ここから、Windows10のアップグレードを実行します。
(6)Windows10のインストールが完了すると、ブートセレクタの中にWindows10の項目が表示されるようになります。
※インストールされたWindows10のプロダクトキーは、前のOSのプロダクトキーを引き継がず、新しいプロダクトキーになるようです。
以上のような方法で、既存のOSとWindows10の共存環境を作成することができます。
4.Windows10の新規パッケージを使う方法
9月4日からパッケージ版およびダウンロード版のWindows10が発売されるようです。価格は、Windows 10 Homeが13800円、Windows 10 Proが25800円ということです。
※ちなみに、Windows8.1のパッケージ版の販売は8月末で終了するようです。
※旧OSのパッケージ版の方が安いので、それを購入してWindows10にアップグレードする方法もあります。
既存のOSの領域の後ろに空き領域を作成した後、このパッケージ版Windows10を空き領域にカスタムインストールすることで、既存のOSとの共存ができるようになります。
5.Windows10の無料アップグレードは1年間有効です
いずれにして、Windows10の無料アップグレードは、Windows7とWindows8.1に対して、来年の2016年7月29日まで有効です。めずらしくマイクロソフトが無料で行っているサービスなので、有効利用するようにしましょう。
★Gmailを予定した時間に送信する方法があります。
その方法は、Gmail Scheduler(V3.3)のスプレッドシートをGoogle Docsにコピーして、そのファイルに組み込まれたプログラムでGmailのスケジュール送信を行うという方法です。
Gmailをお持ちの方は、同じGoogle IdでGoogle Docsを使用することができます。
Google Docsというのは、Googleが作成したインターネット上にあるアプリです。
マイクロソフトのWord、Excel、PowerPointと互換性があるアプリとして、「ドキュメント」「スプレッドシート」「スライド」というアプリをネット上で直接使えるようにしています。
これらのアプリで作成したファイルは、Googleドライブに自動で保存されるようになっており、コンピュータにGoogleドライブを組み込めば、ローカルのGoogleドライブフォルダと同期できるようにもなります。
今回使用するGmail Scheduler(V3.3)のスプレッドシートは、「スプレッドシート」というアプリで開いて実行するファイルです。
今回ご説明する「Gmail Scheduler(V3.3)のスプレッドシート」を使うと、
無料で20件までのメールのスケジュール送信ができるようになります。
より多くのメールを送信されたい方には、
有料(Premium:39.99USD)で制限なしにスケジュール送信ができるようになります。
有料で使用されたい方は、
こちらのページをご参照ください。
それでは、その手順について説明していきます。
1.Gmail Scheduler(V3.3)のスプレッドシートのコピーをもらってくる
(1)まずは
Google Docsのサイトに行って、Google IDとパスワードでログインしておきましょう!
(2)次に、Gmail Scheduler(V3.3)のスプレッドシートのコピーをもらうために、
このサイトに行きましょう!
(3)ここで、「Make a copy」というボタンを押しましょう!

(4)そうすると、Google Docsの中にコピーが作成され、自動的にそのファイルが開きます。
2.Gmail Scheduler(V3.3)のスプレッドシートのタイムゾーンの設定を行う
(1)これが、表示される画面です。

(2)まず、メニューの「ファイル」をクリックして、「スプレッドシートの設定」をクリックします。

(3)この設定の中で、地域と言語を「日本」、タイムゾーンを「(GMT+09:00) 東京」とし、「設定を保存」ボタンを押します。

(4)次にメニューの「ツール」を開き、「スクリプトエディタ」をクリックします。

(5)スクリプトエディターの画面に変わります。

(6)そこで、メニューの「ファイル」から、「プロジェクトのプロパティ」をクリックします。

(7)プロジェクトのプロパティの「情報タブ」の中にあるタイムゾーンを「(GMT+09:00) 東京」に設定して、保存ボタンを押します。

(8)それから、スクリプトエディターを閉じて、スプレッドシートの画面に戻ります。
3.Gmailに対してGmail Schedulerを使うことの許可をもらう
(1)次に、メニューの一番右にある「Gmail Scheduler」をクリックして、「Step 1: Authorize」をクリックします。これは、このプログラムが、Gmailと連携して動くことをGmail側に許可してもらうための操作で、最初に1度だけ行えばいいだけです。

(2)承認が必要という画面が出てきたら、「続行」ボタンを押します。

(3)Copy of Gmail Schedulerが次に許可をリクエストしています という画面になりますので、「承諾する」ボタンを押してください。

(4)タイムゾーンは東京になっているよ。というメッセージが出てくるのでOKボタンを押します。

(5)これで、すべての準備は完了です!!!
4.Gmailから下書きメールを読み込む
(1)まず、Gmailに行って、自分のメールアドレス宛にテストメールを作成して、下書き保存してください。これは、ちゃんとスケジュール送信ができるかどうかの確認のために行います。基本的に、Google Schedulerは、Gmailにおいて下書きにたまっているメールを読み込んで、それをスケジュールして送信するということになっています。
(2)それでは次に、メニューの「Gmail Scheduler」から「Step 2: Fetch Messages」をクリックしてみましょう。この操作により、Gmailにある下書きメールが、スプレッドシートの中に取り込まれます。

(3)以下の図のように、下書きメールが読み込まれているのがわかるかと思います。ただし、この段階では、読み込まれただけでスケジュールはされていない状態です。(無料版では最大で20件)

5.読み込んだメールの送信日時を設定する
(1)ここで、Scheduled Timeの欄をダブルクリックすると、カレンダーが現れますので、送信したい日付をクリックしてみてください。そうするとセルの中に日付が入力されます。(YYYY/MM/DDのフォーマットで入力されます)もしくは、直接このフォーマットで手動で入力しても構いません。
続けて、半角スペースを1つ入れてから、送信したい時刻を入力します。たとえば、午後1時5分であれば、「13:05:00」のように入力します。(HH:MM:SSのフォーマットで入力します)

(2)読み込んだメールに対しては、それぞれに別々の日時を設定するができます。
6.スケジュールを確定する
(1)最後にスケジュールの確定操作を行います。メニューの「Gmail Scheduler」をクリックして、「Step 3: Schedule Mesages」をクリックしてください。

(2)以下のようにStatusの欄に、スケジュールされていることが表示されるようになります。もし、Schedule Timeが空の場合は、スケジュールされません。送信の日時になると、Gmailの下書きにあったメールは送信されます。

(3)送信が終了するとStatus欄に「Delivered」という表示が出ます。

(4)送信が終了したメールは、その行番号をクリックしてDeleteキーで削除してください。
7.Googleドライブを使って、Gmail Schedulerにすぐにアクセスできるようにしておくと便利です。
(1)Googleドライブを
こちらのページからダウンロードします。
(2)インストールが終わると、アカウントのフォルダ内に「Googleドライブ」という名前のフォルダがあります。
(3)このフォルダ内に「コピー ~ Gmail Scheduler by ctrlq.org」というファイルがあると思います。
(4)このファイルを開くと、自動でGoogle Docsのスプレッドシートが開きます。
(5)ルーチンで行う場合は、
[1] Gmailで下書きメールを作成
[2]「Step 2: Fetch Messages」
[3] 送信日時の設定
[4]「Step 3: Schedule Mesages」
[5] 送信済みを削除
という手順を繰りかえすだけとなります。
以上が、Gmailのスケジュール送信の方法です。
最初の設定がややこしいところがありますが、Googleの仕組みをつかったスケジュール送信なので、安心だと思います。
興味のある方は使ってみてください。
Microsoftが始めたOffice Onlineは、インターネット上で無料で使えるOfficeです。
Microsoftアカウントを取得すれば、だれでも無料で使用することができます。
といっても、本来のOfficeに比べればかなりの機能制限があるので、実際の用途としてはOneDrive上にアップしているWord, Excel, Powerpointなどの書類をモバイル(タブレットやスマホ)上で内容を確認したり、多少の修正をする程度ではないかと思われます。
ただ、有難いのはMicrosoft Officeが入っていないデバイスであってもOffice Onlineは使用できるので、MacintoshやiPadやiPhoneなどからも簡単にアクセスできるという点はかなり需要があるのかもしれません。
そもそも、なぜMicrosoftは、無料で誰もが使えるOffice Onlineを作ったのか?
それは、兎にも角にも、Googleのサービスに対抗するためではないかと思われます。
基本的にはGoogleが新しいシステムを始めて、それをMicrosoftが追随するといったことがこれまでずっと行われているように思います。
例を言えば、
1.Google Drive → OneDrive
2.Google Docs → Office Online
3.Gmail → Outlook.com
4.Googleカレンダー → カレンダー(Microsoft版)
5.Google連絡先 → People
6.Chrome Book → Surface
というような感じです。
もちろん、追随しながらいいものを生み出している場合もありますが、失敗しているような場合もあるようです。
たとえば、Google DriveよりOne Driveの方が信頼性があること、Office Onlineは、Google Docsよりも使い勝手がよくなっていること、Chrome BookよりSurfaceの方が売れていることなどはいい例です。
しかし、Outlook.comのメールや、(Microsoftの)カレンダーなどは、圧倒的にGoogleのGmailやGoogleカレンダーの方が使いやすく、まだまだマイクロソフトが及ばない分野だと思います。
一方で、Microsoftが最初に発想したもので、他社に先を越されたものもあります。
たとえば、Microsoft Officeの中にOneNoteというソフトがあります。このソフトは、Office Onlineにも同じように存在していますが、恐らく、このソフトを使ったことがある人は少ないのではないかと思います。
このソフトは、Office2007から新しくOfficeの仲間入りをしたソフトです。しかし、ローカルパソコンでの使用方法しかなかったことから、EverNoteにその座を奪われてしまいました。
今回、やっとOffice OnlineでOneNoteもクラウド上で見えるようになったことで、少しは名誉挽回ができたのではないかと思います。
日本から見れば、Microsoftも、Googleも、Appleも、大きなアメリカの企業ですが、世界から見ると、この3つの企業が競争し合う中で新しいサービスや製品が生まれており、私達はその波の中で右にいったり左に行ったりしているだけなのです。
今後も、これら3つの企業から生まれるハードウェアやソフトウェアに対して、広い視野で対応していくことが大切です。
できれば、日本独自の何かが生まれてきてほしいものですけどね。
最近のことですが、パソコン会員さんから「インターネットを開くと、ページが表示されない」という電話が入りました。
すぐに、モデムやLANケーブルの接続を確かめてもらったのですが、特に問題はなさぞうです。
インターネットエクスプローラーのオプションから閲覧の履歴やクッキーの削除を行ってみても効果がありませんでした。
いろいろと考えてみて、もしかしたらと思ったのが「Windows Update」です。
電話があった週には、Windows Updateの重要な更新がたくさんきていたことを思い出しました。
そこで、もしかしたらと思い、手動でWindows Updateを行ってもらうことにしました。
すると、Windows Updateが終わると、何事もなかったかのようにインターネットでページが表示されるようになったのです。
Windows Updateが完全に行われないと、インターネットのページが表示されないという現象は初めてだったのでびっくりしました。
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同じような時期に、今度は別の現象に遭遇しました。
これは、教室に自分のパソコンを持ってきてレッスンを受けていた会員さんのパソコンで起こったトラブルです。
その会員さんのパソコンでインターネットを開くと、普通のページは問題なく見えるのに、httpsのページだけが表示されないという現象が現れました。
この場合も、履歴の削除、クッキーの削除、インターネットエクスプローラーのリセットなど、ありとあらゆることをやってみたのですが、どうしてもhttpsのページだけは表示することができませんでした。
そこで、ブラウザを変えればと、Chromeで同じようにhttpsのページを見ようとしたのですが、Chromeでも全く同じでhttpsのページだけが表示されないのです。
もしかしたら、ウイルスに感染しているのではと思い、ブラウザのアドインソフトなども見たのですが、その傾向はありませんでした。
最後に思いついたのが、やはりWindows Updateでした。
Windows Updateを手動で開くと、重要な更新の中に「framework」に関わる更新が1つだけあったので、それをインストールしました。
そうすると、インストール後には、全く問題なくhttpsのページにアクセスすることができるようになっていました。
この場合は、ブラウザに限らずhttpsのページがブロックされたので、ネット経由の暗号化に関わる何らかのアップデートがあったのだろうと推測されました。
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このように、Windows Updateを完全に行っていないことが致命傷となって、インターネットにかかわるトラブルが発生することがあります。
このようなトラブルに遭遇した方は、まず最初にWindows Updateをチェックするようにしてください。